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ハッピーリッチコラム バックナンバー

第104号 『借金嫌いな日本人、どうする住宅ローン』
    ~住宅は現金で買うべきか、ローンで買うべきか?~
2010/10/26

私的年金をつくろう 『ハッピーリッチ・アカデミー』第104号

こんにちは!
明るく前向きに自分の財産を築いていこうと頑張るみなさんに、ハッピーな人生を送るための情報を提供する「ハッピーリッチ・アカデミー」管理人の川瀬です。

住宅を購入する際に現金とローンはどう考えたらよいでしょうか?
お金がある方はある方なりにお悩みは多いのです。

『借金嫌いな日本人、どうする住宅ローン』
~住宅は現金で買うべきか、ローンで買うべきか?~

調査によると住宅購入者の約20%は住宅ローンを組まずに買う、つまり全額自己資金で購入されているそうです。

実際、私どもの住宅購入相談会や住宅ローン相談会などでも
「ローンは嫌いなので、なるべく現金で買おうと思います。」
という方が少なからずいらっしゃいます。

最近は堅実な人が多いのか、もしくはそういう余裕のある人しか住宅購入を検討していないのかはわかりませんけれども・・・。


「現金かローン、どっちが良いか?」と言われても、もちろんその方の価値観次第なので「こっち!」ということは言えませんが、ファイナンシャルプランニング(FP)的に考えるとどうかということをみてみたいと思います。

■ローンを考える3つの要素とは?

ローンを使うかどうかは、次の3つの要素の状況で判断できると思います。

まず1つめは「金利」。
現金支払いとローンの違いは、ローンには利息がかかることです。
利息額を決めるのはもちろん住宅ローン金利。
住宅ローン金利が1%違うだけで総支払額では数百万円も変わってきますからね。

2つめは「ローン税制」。
平成25年までですが、今は「住宅ローン減税」という制度があります。
ローンを組んだ方には収めた所得税の範囲内で当初10年間、毎年住宅ローン残高の1%相当分が年末調整で還ってきます。

今の金利はとても低い水準にあります。
変動タイプでは1%前後、10年固定タイプでも2%を切るようなものがいっぱいあります。
そして今なら住宅ローン減税で1%還ってくるのです。ということはうまく安い金利のものを選べば当初10年の利息負担はほぼゼロというケースもあるわけです。

3つめは「保険機能」。
住宅ローンには「団体信用生命保険」という保険がついています。お借入ご本人がお亡くなりになったり、重い病気になったりした時にはその保険が下りて住宅ローンの残債がなくなります。最近はガンや成人病などの特約を付けることもできます。
これが住宅ローンの保険機能といわれるものです。

■借金はいやだ!という方もご一考を

FPの観点でいうと、そういう万が一のときや、収支状況の変化の時に備えて、家計には最低半年分程度の生活費相当の貯蓄を推奨しています。

例えば、「2,500万円」の貯蓄がある方が「2,500万円」の住宅を現金で購入するとしましょう。
ローン負担はありませんが、貯蓄もなくなります。
これでは万が一の時の備えがないことになります。住宅ローンを組めば、万が一の時にはローン残債は保険で無くなり、貯蓄も残ります。

ですので、借金が嫌だという方も全額自己資金にこだわらずローンの組み合わせも考えられるとよいでしょう。

例えば上のケースで言えば、1,500万円の住宅ローンを組んで、残りの1,000万円を現金で出す。家計には1,500万円を残して家計の備えとしておきます。もちろん預金や債券などで上手く運用してもよいでしょう。負担となるローン利息部分は今の低金利とローン減税の恩恵を受ければ、万が一の時の備えも万全な状態で、なおかつほぼ利息負担なしで生活がすることができますね。
10年後にローン減税が終わったら、金利や家計の状況を見て繰り上げ返済しても良いでしょう。

今の金利水準とローン税制、そして住宅ローンの保険機能を考えたら、
今は、全額現金で買うより、賢くローンを組み合わせた方が良いように思います。

今回は以上です。次回もお楽しみに!

【編集後記】 「宇宙は何で出来ているのか」

私、学生時代から理科が大の苦手だったのですが、日本人がノーベル物理学賞を次々受賞されるのを大いに誇らしく思い、
また子どもに「あれはこういうことなんだよ」と説明して尊敬を集めたいと思い、
「宇宙は何でできているのか~素粒子物理学で解く宇宙の謎~」
(村山斉著:幻冬舎新書)という本を買ってしまいました。
半分も理解できていないと思いますが読みやすくて面白い本です。

やっと相対性理論とかニュートリノとかが何なのかがわかりました。
でも、子どもにうまく説明はできず尊敬してもらうことはかないませんでした。