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ハッピーリッチコラム バックナンバー

第87号 『米中2大国間の攻防を見る!』
    ~したたかな米中、穏やかな日本~
2010/03/02

私的年金をつくろう 『ハッピーリッチ・アカデミー』第87号

こんにちは!
明るく前向きに自分の財産を築いていこうと頑張るみなさんに、ハッピーな人生
を送るための情報を提供する「ハッピーリッチ・アカデミー」管理人の川瀬です。

今回は、やはり大国と言われる国はしたたかだな、と言う話です。

『米中2大国間の攻防を見る!』
 ~したたかな米中、穏やかな日本~

今年に入ってからの中国とアメリカの攻防は結構すごいですね。
外交の凄まじさを見る思いです。
では、新聞記事を拾いながら見ていきましょう。

まずは中国の攻撃から。

■『グーグルが中国撤退の可能性 ハッカー攻撃と検閲が理由』
【2010年1月13日朝日新聞】

グーグルは2006年の中国進出当時から「検閲」を受け人権関連サイトを非表示に
したりしていたようです。世論では「中国に負けるな!グーグル!」という声が
多かったように思います。

アメリカも負けていません。

■『米政府、台湾への武器輸出発表 中国は強く反発』
【2010年1月30日CNN】

■『オバマ大統領がダライ・ラマと会談決定 中国は報復措置も辞さず』
【2010年2月3日産経新聞】

ご存じのとおり中国は台湾とチベットについては敏感です。
アメリカがなぜこのような中国の逆鱗に触れるようなことをするのかはわかりま
せん。グーグルの件もあったし、このあたりでいろいろ牽制しておきたかったの
でしょうか?

当然、中国は「本国の国家安全保障を深刻に損ねる重大な内政干渉である!」と
して、アメリカのこれら一連の動きに強く反発しました。

■『中国、報復措置へのジレンマ 米大統領-ダライ・ラマ会談』
【2010年2月13日産経新聞】

<1991年から2007年まで、米国の大統領はダライ・ラマと計9回会見したが、
中国側はいずれも口頭での抗議に止まり、報復措置を発動したことはなかった。
今回の会談を前に、中国側が10回以上にわたって「中止を求める」と繰り返し
表明し、報復措置も示唆したことは異例。背景には近年、国内の好景気を背に
ナショナリズムが高揚し、世論が対米強硬一色となっていることがある。

一方、2008年3月のチベット騒乱や2009年7月のウイグル暴動など、国内の社会矛盾
は深刻化しており、ダライ・ラマの外交活動は国内の少数民族を刺激しかねず、
中国当局は会談が、「安定維持」に及ぼす影響を懸念している。 

1月末、米国による台湾への武器売却が決まった際、中国は軍事交流中止や米関連
企業への制裁など、一連の報復措置を発表。ただ米中関係の修復を考えるとこれ以上
の追加的な報復措置には慎重になっているようだ。(中略)
インターネット上では、米国債の大量売却や、年内に予定されている胡錦濤国家主席
の訪米の延期などを求める声が多い。しかし、これらの措置は中国のイメージや国益
へのダメージを伴い、実施した場合のリスクも大きいという。>

「リスクも大きいという」とかいいながら実際には相当エグい報復措置が行われた
ようです。私たちの感覚からすると「引く」ほどスゴイ。

例えば・・・、

■『中国、対米「制裁」を検討』
【2010年2月12日朝日新聞】

<中国側は、米国側への新たな「圧力」を練り始めている。標的は対中強硬派が
多い米議会。複数の中国共産党・政府筋によると、党、外務省や商務省などの政府
部門、軍の当局者らが今年初め、人事問題や貿易摩擦で厳しい対中姿勢が目立つ
米議員の選挙区の有力企業への「制裁」の検討に着手した。(中略)台湾やチベット
の独立を支持したり、中国の人権問題を批判したりする米議会の上下院議員100人
余りを「反中派」と認定。特に強硬な議員数人の選挙区にある有力企業に対し
「制裁」名目で中国での業務や技術協力の禁止、制限などを想定しているという。>

中間選挙を控えている議員さんの支持基盤に対して経済的な制裁ですよ!
「人権問題」に対して「カネ」で脅しです・・・。ちょっと引きますね。

それに実際、米国債も売っていたようです。

■『日本、米国債保有で再び首位・・・中国が売却で』
【2010年2月17日読売新聞】

<米財務省が16日発表した国際資本収支統計で、2009年12月末時点の日本の米国
債保有残高が2008年8月以来1年4か月ぶりに中国を抜いて首位となった。日本の
保有残高は7,688億ドルと2か月連続で増加した。一方、中国の保有残高は7,554億
ドルと、前月比で342億ドル減らした。
中国の国債保有残高の減少が続けば、国債を大量発行する米政府に打撃となる可能性
もある。米国債の国別の保有高は、以前は日本が最も多かったが、2008年9月に中国
に抜かれて2位に転落していた。>

アメリカも中国も自国の利益のために何でもしておきながら、それでも互いに
「協調関係は崩さない」という声明を出しあっています。
お互いに多面的に圧力をかけ合いながらも対話を続け協調していく。
これぞ外交だなと思います。国と国との関係においては政治も経済も一体です。
したたかですね。

さて、そんな中、米国債をちゃんと買い支えてきた日本。
どんなに叩かれようとも日本はアメリカを支えています。中国に対しても敬意を表し
(?)、鳩山総理はダライ・ラマさんとも会談しません・・・。

それなのに・・・
アメリカからは、基地問題では圧力をかけられ、トヨタは今日も叩かれ続けています。
豊田社長はアメリカと中国で謝罪しまくっています。
トヨタはリコールを起こしたわけですので謝罪と反省は必要だとは思いますが、
それにしても厳しい印象を持ちますし、政治的な意図も感じられますよね。
「日本は大事なパートナー国だからほどほどにしようよ。」というような日本人的な
優しい議員さんはアメリカにはいません・・・。
中国のような強気で露骨な外交は日本人には好まれませんし、向いていないとも
思います。
それでも政治的な意図があるのなら、多少はこちらからも政治的な働きかけが
行われてもよいのでは、と思いますが・・・どうでしょう?

今回は以上です。次回もお楽しみに!

【編集後記】 「アントニオ猪木さん」

先日、目黒の中華料理屋さんで食事をしていたら、奥の方の席にアントニオ猪木さん
がいました。
遠くから会釈をしたら「元気ですかっ!」と言ってくれました。
私が中学生だった頃、愛知県体育館の選手入場通路で暴走狼アドリアン・アドニスに
蹴散らされた時、猪木さんが助けてくれました。
その御礼を言いたかったのですがあまりのオーラに握手してもらうのが精一杯。
改めて言います・・・。猪木さん、ありがとう!!!