-すべてのメニューが無料で利用できますセミナーのご案内セミナー参加者の声-
会員登録する ログイン
ハッピーリッチコラム バックナンバー

第69号 『住宅ローン6月危機がやってくるってホント!?』
    ~返済に困ったらどうするか?~
2009/06/23

私的年金をつくろう 『ハッピーリッチ・アカデミー』第69号

こんにちは!
明るく前向きに自分の財産を築いていこうと頑張るみなさんに、ハッピーな人生を
送るための情報を提供する「ハッピーリッチ・アカデミー」管理人の川瀬です。

今回は、「住宅ローン返済」についてです。

『住宅ローン6月危機がやってくるってホント!?~返済に困ったらどうするか?~』

■ボーナス大幅減少で「住宅ローン6月危機」がやってくる!?

この不景気で給与が減った方も少なくないと思います。(つらいですね・・・)
今年の夏のボーナスが大幅減少するとの予測から、住宅ローンの焦げ付きが急増する
との記事や報道が最近目立ってきました。

例えば、以下は先日の朝日新聞の記事です。
↓↓↓
(2009年6月18日asahi.comより抜粋)
『給与減!ボーナスゼロ! 住宅ローン「6月危機」』
『右肩上がりの年収を前提に、マイホームを買った人たちがピンチだ。給料も、
ボーナスも大幅に減って返済に行き詰まるケースが出始めた。「米国のように、
住宅ローンの焦げつきが社会問題化する恐れがある」。専門家からは「6月危機」
を心配する声も出ている。

民間の調査機関「労務行政研究所」の調べでは、東証1部上場企業の今夏のボーナス
は回答した140社の平均で64万8149円(前年比▲10万8927円)。前年割れは7年ぶりで、
落ち込み幅は同研究所が70年に調査を始めて以来最大という。
業種別では、機械が▲32.8%減、自動車が▲27.9%減、電機が▲20.7%減と製造業が
大きく落ち込み、非製造業は▲2.1%減だった。

「今夏のボーナス時から、返済に行き詰まる人が急増するかもしれない」。共著に
「日本版サブプライム危機」がある東京財団の石川和男・上席研究員はこう指摘し、
「不動産価格は下落傾向にあり、もし売却せざるを得なくなっても、購入額を大きく
下回る恐れがある。無理して買うのは危険。『家賃並みの返済額』『今買わねば損』
などの言葉に踊らされず、冷静に判断すべきだ」と話す。』

■住宅ローン延滞のきっかけは・・・「ボーナス返済」

住宅ローン破産、恐ろしいですね~。
通常の毎月返済に加えて、年2回(6月、12月)、ボーナス月に返済額を多くする
「ボーナス併用払い」を利用している人は、統計によると最近では20%程度に下がっ
ているようですが、以前はおよそ半数の方がボーナス併用を利用していました。
毎月の返済は生活を切り詰めたりして何とかしのげても、ボーナス返済は大きな
返済額を設定していますので仮に「ボーナスゼロ!」となったりしたら大変です。
一気に家計が苦しくなってしまいます。
実際、バブル崩壊後の不況時に住宅ローン延滞が急増したときにも、延滞のきっかけ
は「ボーナス返済月」というケースが多かったようです。

今年の夏のボーナス減少は間違いないので、「一気に住宅ローンの延滞が増える」
→「住宅ローン破産が増える」→「日本版サブプライム???」
・・・という話のようです。

■日本版サブプライム問題が世界をまた不況に・・・???

アメリカ発のサブプライム問題が原因で世界中が100年に一度の大不況になりました。
今度は、その二次災害として日本発の住宅ローン大不況が発生するかも知れない!!!
・・・と警告する専門家の方が少なからずいらっしゃるんですね~。

うーん・・・。
日本版サブプライム問題発生ですか・・・。

それは・・・
「ない!」ですね。

ボーナスが減るから、ボーナス併用返済の人が破産する?
日本版サブプライム問題?
だから住宅購入は危険?

おかしな話になっていますね~。
ボーナス返済にせよ毎月返済にせよ、収入計画が変わって返済が厳しくなりそうなら、
銀行に行って返済計画を見直してもらえば済むだけの話ではないのでしょうか。

ものの本などでは「個人版民事再生法」(※文末に注記)も紹介していますが、
そこまでいかなくてもほとんどの銀行で返済計画の見直しには応じてくれます。

「返済期間の延長(リスケジュール)」とか、「ボーナス併用→毎月返済だけにする」
とか、場合によっては「一定期間の元金据え置き」なども応じてもらえます。
もちろん返済計画の見直しの大前提は、ご本人さんが真面目にローンを返していこう
という意思があることですが、真面目に返していこうという方に対しては銀行も真摯
に対応してくれます。

実際のところ、銀行も延滞になるより、毎月少しずつでも確実に返済してもらった方
がいいのです。
ローン返せないからといってすぐに担保権を行使して家を取り上げて、競売にかけて
処分したとしても、それほど回収できないからです。競売は手間と時間はかかる上に
結局半値くらいでしか売れませんからね。

メディアは大騒ぎしすぎではないでしょうか。
「日本版サブプライム問題」など悪ふざけではないかと思うほどです。
アメリカのタチの悪いローン制度とは根本的に話が違います。
(サブプライム問題については↓
  http://www.happyrich.jp/column.html  ハッピーリッチコラム32号~35号)

それよりも情報や知識が少なくて、収入が減って本当に住宅ローンをどうしようか、
このままでは破産しかないか、などと思い余っているような方々に対して、正しい
情報を伝えてあげるのがメディアの本来の仕事なのではないかと思うのですが・・・。

今回は以上です。次回もお楽しみに!

※<個人版民事再生法>

借金の返済に行き詰まった人が住まいを失って生活再建ができなくなるのを防ぐため、
2001年の民事再生法の改正で設けられた制度。住宅ローン以外の借金を減額し、
住宅ローン返済の繰り延べもできる特則が設けられた。
住宅分を除く債務額が5千万円以内で、継続的な収入が見込める個人が対象。

【編集後記】 「日本大移動中!」

今週はかなり激しいスケジュールで動いています。
昨日、大阪からスタートして、名古屋に行き、最後は鹿児島へ。
今日は朝、鹿児島~午後熊本で、夜は福岡泊。
明日は福岡から札幌へ飛んで、明後日は東京~千葉。金曜は北関東まわりです。
大雨の中、びちょびちょになりながら頑張っております。
これだけたくさん移動している副作用か、ちょっと老けてきたような気がします・・・。