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ハッピーリッチコラム バックナンバー

第68号 『消費税は何%まで上がるのか』
    ~日本はホントに「低負担社会」なの?~
2009/06/09

私的年金をつくろう 『ハッピーリッチ・アカデミー』第68号

こんにちは!
明るく前向きに自分の財産を築いていこうと頑張るみなさんに、ハッピーな人生を
送るための情報を提供する「ハッピーリッチ・アカデミー」管理人の川瀬です。

今回は財政についてです。

『消費税は何%まで上がるのか~日本はホントに「低負担社会」なの?~』

■日本は「低負担」だから「高福祉」はムリ?

年金や医療・介護のテーマになると、よくスウェーデンなどの北欧諸国との比較の
話が出ますよね。
『北欧諸国は医療・介護や教育などの福祉が充実している。ただし、その代わり
消費税率は20%。「高福祉・高負担」の国なのです。』と。

日本の消費税率は5%だから、そもそも「高福祉」を提供するだけの財源がない、
という話です。

麻生総理大臣も、
『せめて日本は「中負担・中福祉」を目指す。だから3年後には消費税の引き上げを
・・・云々。』
という感じで、よくお話しされています。
「選挙を前に消費税率引き上げを言うのは責任感がある」と評価する声もありますね。

もっともな話に聞こえますが、本当にそうなのかな?と思います。

■経済危機で2009年度の予算はすごいことに!

2009年度の日本の財政は大変な状況になりそうです。
歳出は、追加の経済対策予算もあって、ざっと102兆円。
一方、税収予算は46兆円程度だそうです。
税収は、企業業績の悪化状況次第でさらに数兆円の減収もありうると言われています。

つまり、収入と支出の差は約60兆円。
歳出をまかなう税金の比率は約4割にまで落ち込むことになります。
何でもありだった98年度の小渕政権の時ですら「53%」だったそうですから、
過去に例がない水準になるようです。

財政再建を掲げた小泉政権の時の公約に「国債発行は年間30兆円以内に抑える!」
というのがあったのを覚えていますか?

今年は異常ですが、おおよそ毎年予算は30~40兆円程度不足していて、その不足分は
国債発行、つまり借金で賄っているわけです。

国債というのは国の借金です。将来の収入の中で返済していかないといけません。
つまり負担しているのは結局私たち国民です。

借金でまかなっているから、現時点で私たちには直接的に負担感がないだけの話で、
結局は将来の子供たちの世代に負担を先送りにしているわけです。

その将来の負担を、今、消費税で負担するとしたらどうなるでしょうか?
近年の消費税収はおよそ10兆円強ですから、税収の不足分30~40兆円全部を消費税で
まかなうとすると・・・
消費税率はなんと15~20%に相当します。

つまり、現実の国民負担は、今の時点で消費税に換算するとすでに20%近くになって
いるのです。
これでも日本は「低負担」な国と言えるのでしょうか?

そんなに負担をしているのに今の年金や介護の状況はどうでしょう。
今のような惨憺たる状況のまま、さらに福祉の充実をお題目に安易に消費税を
上げられたりしたら、下手したらあっという間に30%くらいまでになってしまい
かねませんよね。

お金の使い方に相当なムダがあるように思いませんか?

■「消費税を上げる」、という前に・・・

すでに消費税20%に相当するほどの負担をしているのにまだ財源が足りないと
いう・・・この今の歳出の状況を見直してもらわないと困ります。

今は、経済の緊急事態だからと言ってのこの大盤振る舞い。
財政再建しようとして06年度に決めた「11年度までに基礎的財政収支の黒字化」は
あっさり断念して、向う10年ほど先送り。
こんな状況が当たり前となっては困ります。

「消費税を上げる」と言う前に、国のお金の使い方を総点検してもらい、必要な
ところに必要な分だけを配分されるような仕組みをしっかりと再構築してもらい
たいものですね。

今回は以上です。次回もお楽しみに!

【編集後記】 「日本W杯出場!」

日本が最終予選を勝ち抜けて来年のワールドカップの出場を決めましたね!
ばんざい!・・・でもなんか今回は盛り上がりに欠けているようですね。
私はサッカー日本代表を愛していますので今も昔も掛け値なしに応援していますが、
サッカー人気はもはやそれほどでもないのでしょう。
Jリーグの観戦者の平均年齢は40歳を超えているそうです。
昔からのファンしか付いてきていないということでしょう・・・。
何でも新しいファン層を開拓しないとダメですね。