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ハッピーリッチコラム バックナンバー

第67号 『政治のあり方を考える』 ~政権交代の意義とは?~
2009/05/26

私的年金をつくろう 『ハッピーリッチ・アカデミー』第67号

こんにちは!
明るく前向きに自分の財産を築いていこうと頑張るみなさんに、ハッピーな人生を
送るための情報を提供する「ハッピーリッチ・アカデミー」管理人の川瀬です。

もう間もなく衆議院選挙がありそうですね。
今回は、政治についての個人的な雑感です。

『政治のあり方を考える』
〜政権交代の意義とは?〜

昨今、先日決まった2009年補正予算のいい加減さについて報道されていますね。

↓先日(5月13日付)日本経済新聞の記事です。

「2009年度補正予算案に盛り込まれた独立行政法人や公益法人への支出が全体の
約二割にあたる2兆8,554億円に上ることが民主党の資料請求で明らかになった。
支出先の独立行政法人や公益法人への天下り在籍は906人で、不透明になりやすい
基金への資金投入も目立つ。」

補正で組んだ予算のおよそ2割が独立行政法人に流れているようです。
天下り法人に支出するのは「税金の無駄使いにつながる!」
・・・ということでしょうか。

独立行政法人は、橋本内閣の行政改革の一環でムダが多い省庁をスリム化しよう
として出来た産物です。
役職員の多くは省庁からの出向、いわゆる天下り。
今までの行政改革は省庁を分けたり分割したりしても、結局、主体が独立行政法人
や特殊法人などにすり替わっただけで全然抜本的な行政改革でもなんでもない、
という批判は絶えません。
だから、独立行政法人も特殊法人も廃止・見直しせよ、予算も回すなという声は
根強くありますよね。

■「独立行政法人」に予算が流れていることの問題点とは?

ただ、この話の何が問題なのかを見誤ってはいけないなと思います。
独立行政法人に予算が回っている、というだけでは問題ではありません。
現実問題として大規模な予算をつけられてもスリムになっている今の省庁では
実務の手が回りません。
だからより専門的にやっている独立行政法人に予算配分や執行手続きをやらせる
のは理屈の上では合理的な話かもしれません。(←役人さんの理屈では)

「独立行政法人に支出すること自体が問題だ!」というなら、
「じゃ他にどこが予算を執行するのか」という話になります。
また新しい執行機関ができるだけではないでしょうかね。

では何が問題なのでしょうか?

独立行政法人や特殊法人に予算が配分されることが問題なのではありません。
その予算がきちんと正しく使われていないことが問題なんですよね。

今回の補正予算も、配分された予算を「何に、どう使うのか、それがいくらかかるのか」
ということはまだ決まっていなくて、ほとんどは「これから決める」とのこと・・・。
決まっているのは相変わらずの「箱モノをつくる」というようなことばかり。

「予算先付けで使い方は丸投げ」って、それってざっくりしすぎじゃないですか?
という話です。

根本の問題は、「予算執行のチェック機能が今の日本にないこと」だと思うのです。

本来国家予算は、行政を司る省庁が案を作り、立法府である国会でよーく審議して
決めますよね。
その際に、予算配分や使い方まで含めてチェックするのは野党の仕事です。
ところが、民主党をはじめとした今の野党は、細かくどう使われるのかまでチェック
できていません。
・・・というより、野党には実態がよくわからない仕組みになっている、と言った方
が正確かもしれません。
よく民主党の議員は「データを出せと言っても出てこない」と言います。

行政と与党である自民党はずっとべったりな関係ですからそこは上手にやっています。
いくら自民党が行政改革だと言っても、改革案を作るのが行政自身だったらいくら
でもすり抜けますよね。

■政権交代の意義とは?

だから政権交代が必要なのだと思います。

「民主党が政権をとったなら、ガチンコで行政とやりとりしてもらいたい!」
「戦後ずっと続いてきた行政府と立法府のしがらみをここでもう一回断ち切って
もらいたい!」

政権交代を希望する人はこう言いますよね。

でもその一方で、
「政権を取らせても民主党では期待出来ない。」
「行政改革をやると言っても民主党では無理だろう。」
こういった声も多くあります。

実際、民主党は、党としては思想も国家観もバラバラだし、そのくせしがらみは
自民党なみにあるし・・・。
確かに難しいかもしれません。

それでも私は、政権交代は価値があると思っています。
民主党の方が自民党よりいいとか悪いとかいう話ではなく、選挙で政権交代が
行われるような民主主義的な国の体制を作ることに価値があると思っています。

もしかしたら期待できるのは与党としての民主党より、野党としての自民党の方
かもしれません。
自民党には行政のやり口を知り尽くしている立場からチェック機能を果たして
もらいたいですよね。

野党と与党が互いにいつ攻守交代するかわからない中で、チェック体制と自浄作用
が機能している政治の仕組みを作る。
これが政権交代の意義であり、そういう社会を選択する時期に今の日本は来ている
のではないかと私は解釈しています。

以上、勝手な個人の雑感でございました。

今回は以上です。次回もお楽しみに!

【編集後記】 「新型インフルエンザ」

新型インフルエンザで特に関西地方の方は何かと大変な状況とお察しいたします。
私も京都在住なのでこの数週間というもの、出張先などではずいぶん警戒して
いただきました。
「日々、新幹線や飛行機に乗って移動しています!」なんてことは口が裂けても
言えません。
今、関西では皆がマスクをしています。
マスクは予防効果もさることながら感染拡大を防ぐ効果があるそうで・・・。
だからあまりマスクをしていない他の地方より関西の方が今は安全かもしれませんね。