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ハッピーリッチコラム バックナンバー

第64号 『日本の食料環境を考える-その2』
    ~日本の食料自給率を上げるには?~
2009/04/14

私的年金をつくろう 『ハッピーリッチ・アカデミー』第64号

こんにちは!
明るく前向きに自分の財産を築いていこうと頑張るみなさんに、ハッピーな人生を
送るための情報を提供する「ハッピーリッチ・アカデミー」管理人の川瀬です。

今回は前回に引き続き「食費」についてです。

『日本の食料環境を考える(その2)』
〜日本の食料自給率を上げるには?〜

■食糧自給率が低いことの何が問題なのか?

前回、日本の食糧自給率が国際的に見ても低い(40%)というお話をしました。
食料自給率が低いとどんな問題があるのでしょうか?

一番大きいのは「安全保障上の問題」でしょう。
昨年、原油が上がっただけで輸入食材が大きく値上がりして家計にインパクトを
与えました。
日本の食料事情はちょっとした海外の情勢変化に大きく影響を受ける構造になって
いるのです。
しかも、日本の食料輸入の多くは数カ国に限られています。
ほとんどがアメリカ、カナダ、オーストラリア、ブラジル、中国の5カ国からです。
特にアメリカ。
「とうもろこし」の96%、「大豆」の76%、「小麦」の53%がアメリカからの輸入
です。
もしアメリカがこれらの食材を輸出規制したとしたら・・・・
日本は大パニックになりますね。

日本は人口減少国ですが、世界的には人口は増え続けています。
世界の穀物需要はどんどん増していて、食料需給は常にひっ迫傾向にあります。
実際、世界的に見ると自国の食料確保を優先して食料の輸出規制をしている国は
少なくありません。
日本の場合、たまたま輸出規制をしていない国からの調達が多いから安定している
だけなのです。
上記の主要5カ国のどこかひとつの国にでも食料輸出を規制されたら、日本は終わり
です。
日本は軍事だけでなく、食料でもアメリカなどの他国に首根っこを押さえられている
国なんですよね。

■なぜこうなったのか

実は、40年前は日本の食料自給率は70%を超えていました。(昭和40年度:73%)
ここ数十年で急激に下がったのです。
なぜこんな状況になってしまったのでしょうか?

日本は国土が狭いから?
農業従事者の平均年齢が高いから?(←ちなみに65歳です)
農家の生産性が低く、所得も低くて生産意欲が低いから?
国の農業政策が悪いから?
農協が・・・?
いろいろ考えられます。

ただ、どの資料や本を見ても書いてある日本の食料自給率低下の一番の原因は・・・
「日本人の食生活の変化」です。

日本人の食生活はこの数十年で大きく変化しました。
お米を食べず小麦を食べるようになりました。
肉を食べるようになりましたし、油も大量に取るようになりました。

日本人の急激な食の嗜好の変化に国がついていけなかったのでしょう。
どの食材を重点的に作る政策をとればよいかを見誤った結果とも言えますね。

日本の農業政策は米を中心に考えられてきました。
今でもお米の自給率は98%です。
日本人が今でもお米を主食として食べていればここまでにはならなかったのです。

日本の農業分野の構造改革は確かに必要です。
外交、農政など国の政策も大いに見直す時期に来ています。

ただ私たちができることもありそうですね。
まず、お米を食べる!
地元の食材を中心に献立を組む!
そして食べ残しをしない!(←これも重要)

少しでも食料自給率を改善するような行動を取りたいものです。
将来、私たちの子供たちが安心して暮らせる食料環境をもった国にしなきゃ
いけませんから。

今回は以上です。次回もお楽しみに!

(参考資料・文献)
・農林水産省ホームページ
・「食料自給率のなぜ」 農林水産省課長 末松広之著 扶桑社新書

【編集後記】 「食料自給率」

いや~、また今回のメルマガのテーマも身につまされました。
実は私、麺類が大好きでお米は全然食べないんですよね。
ほぼ毎晩お酒を飲みますが、お酒を飲んでいるときにはご飯食べませんし・・・。
でも、これからはお米食べますよ!
私が読んだ本にも「お米を食べると太る、はウソ!」って書いてありましたしね。
(でもおかわりは控えよう・・・)