-すべてのメニューが無料で利用できますセミナーのご案内セミナー参加者の声-
会員登録する ログイン
ハッピーリッチコラム バックナンバー

第57号 『今年も勝手に展望!どうなる2009年』
    ~今年、景気は回復するか?~
2009/01/06

私的年金をつくろう 『ハッピーリッチ・アカデミー』第57号

あけましておめでとうございます!
明るく前向きに自分の財産を築いていこうと頑張るみなさんに、ハッピーな人生を
送るための情報を提供する「ハッピーリッチ・アカデミー」管理人の川瀬です。

2009年第1回目の今回は、(今年も)今後の日本経済を勝手に、完全な主観で、
展望したいと思います。

『今年も勝手に展望!どうなる2009年』
〜今年、景気は回復するか?〜

みなさま、あけましておめでとうございます!
新年を迎え思いも新たにされていらっしゃることと思います。
しかし、しかし・・・、世間は暗いニュースばかりですね。
それもこれも景気の先行きが不透明なせいでしょう。
この不況はいつまで続くのでしょうか?

■2009年、日本の景気は回復するか?

麻生首相は、「日本が先進国で最初に不況を脱出する!」と言っています。
・・・・これは、実現できるのでしょうか?

今年も年末年始に、金融機関や自動車メーカーなど各業界にいる友人たちと
いろいろ話しをしました。

全員一致していたのは、
「2009年も厳しい状況は続く」
という厳しい見通しでした。

『今回の不況は「循環的」なものではなく、「構造的」なものになっている。
だから回復には時間がかかるのではないか!?』
というのがその理由です。

日本の経済構造は、自動車や電機などに代表されるように「輸出依存型」です。
2006年頃の景気拡大期を覚えていますか?(←遠い昔のことのようですね・・・)
あのときは、企業業績は拡大し、株価も上がりましたが、給料所得はなかなか
上がらず国内消費は盛り上がりませんでした。
世間では「実感なき好景気」と言われました。
それは、好業績を上げていた多くの企業が「輸出産業」だったからですね。
中国やインドなどの新興国の経済成長やアメリカの住宅バブルによる過剰消費の
恩恵を受けて輸出型企業が利益を上げることが出来ました。
日本の国内需要がそれほどでもなかったのにもかかわらず、です。

■自動車産業に代表される日本の経済構造とは?

例えば自動車。
日本の自動車会社は海外シフトを進め、今や全世界で世界需要の3分の1を生産し
(約2,345万台)、その8割を海外で販売しています。
また、鉄鋼などの素材メーカーや、工作機械や精密機器、エレクトロニクスなど、
自動者に関連する産業も同様に海外シフトを進めましたから、日本経済自体が
「海外依存の経済構造」になりました。(←経済のグローバル化ってやつです)

それがアメリカ発の金融危機と円高で、好循環の状態からいきなり逆回転が始まった
のが今の不況です。
つまり、日本は、世界、特にアメリカが不況から脱しない限り経済が回復しない構造
になっているわけです。

では、アメリカなど海外各国が不況から脱したらまた自動車が売れるようになるか、
というとそれがそうでもないようです。

昨年12月23日付の日本経済新聞によると、
「トヨタ自動車は、販売台数が700万台(07年比17%ダウン)でも利益が出せる体質に
転換する方針」
とのこと。

つまり、トヨタは世界市場の縮小を前提にして経営戦略の舵を切ったのです。
自動車産業は地球温暖化問題やエネルギー問題といった中長期的な難題が山積みです。
特に日本国内ではすでに数年前から新車販売は激減しており、「クルマ離れ」の傾向
が顕著です。
自動車業界は、もう需要は以前のレベルまでには戻らないことを前提に、事業構造
そのものを変える試練に直面しているわけですね。

産業構造そのものに課題があるわけですから、今回の日本の不況は在庫調整が進めば
景気は回復するといった「循環的」なものではなく、構造を転換しない限り本格的に
景気は回復しないのではないかというわけです。

■問題は、「日本はどう構造転換をするか?」

IMF(国際通貨基金)の予測では、2009年の先進国GDP成長率は「マイナス▲0.25%」
だそうです。
海外がマイナス成長の中、自動車をはじめとした輸出依存で経済をもたせてきた日本が、
新たな経済の枠組みを示すこと無しに世界で最初に不況を脱するとは・・・
(心意気は評価したいところですが・・・)
ありえないですね。

政治には、国内需要主導で経済が回る構造を、「何」で、「どうやって」作るのかを
示してください、と言いたいですね。

内需関連でも、環境、エネルギー、農業(食糧)、医療介護、医薬品、高性能住宅など、
今後伸びると言われている分野は少なくありません。
そういった分野の規制の見直しや、産業振興のための公共投資、技術開発に対する
投資減税など、予算を重点的に配備してもらえないものでしょうかね。

■2009年を「構造転換期」と考えると・・・!

そんな中、「国には頼らん!」として動き出している地方自治体が出てきています。
年初の通常国会には与党から「道州制基本法案」も提出されるようです。

「国や企業にはもう頼らない!」というキャッチフレーズでやってきたこの
「ハッピーリッチ・アカデミー」。
私たちも、こんな時だからこそ、じっと世の中の動きを見て、自分の頭でしっかりと
考えていきたいですね。

大きく構造が変わるときには、大きなチャンスもあるはずです。
今年1年は構造調整に時間が取られるかもしれません。
でも、この1年でしっかりと仕込みが出来たなら・・・・
大きなチャンスをものに出来るかもしれませんよね!

それでは今年も前向きに頑張っていきましょう!

【編集後記】 「今年もよろしくお願いします!」

皆さん、お正月はいかがでしたか?
私は、実家のある愛知県で過ごしました。
愛知県はご存知のとおりトヨタのお膝元。
好調だった1年前とは様変わりで、ものすごい不況感でした。
トヨタの本社に勤めている友人(←今回のネタ元)とも話しをしましたが、
現在の状況をトヨタは創業以来の危機と捉えているようです。
今後の方向性のひとつは「環境」のようですが、世界のトヨタがどう事業構造を
転換していくのか、注目していきたいと思います。
我がふるさとの活性化のためにも!