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ハッピーリッチコラム バックナンバー

第36号 『後継日銀総裁問題:民主党の言い分を考えてみよう!』
    ~民主党の主張を代弁する?~
2008/03/18

私的年金をつくろう 『ハッピーリッチ・アカデミー』 第36号

こんにちは!
明るく前向きに自分の財産を築いていこうと頑張るみなさんに、ハッピーな人生を
送るための情報を提供する「ハッピーリッチ・アカデミー」管理人の川瀬です。

今回は時事ネタで行ってみたいと思います。
日銀総裁選びでの民主党の反対する理由についてみてみたいと思います。

『後継日銀総裁問題:民主党の言い分を考えてみよう!』 
〜民主党の主張を代弁する?〜

日銀総裁の後継者選びで政府・自民党と民主党がもめてますね。
本日(3月14日)時点では世論の評価では民主党が圧倒的に不利なようです。

新聞の社説ではほぼ全紙が
「総裁空席期間を作るな」
「日銀総裁を政争の具にするのは国益に反する」
といった「大人げない民主党」的な論調で書いています。
民主党は「政権交代のためには自民党案には何でも反対する!」といったイメージが
定着してしまいましたね。

民主党はこの日銀総裁の件で何が言いたいのでしょうか?

私はこの「民主党が政府案に不同意の方針」と聞いたとき、いろいろ想像して、
「なるほど、かなり無理はあるが民主党としてはなかなか首尾一貫しているのかもな。」
と勝手に思ったものでした。

ただし民主党のこの件に関する主張は民主党のホームページを見ても具体的な記載
がありません。
ですので、私が勝手に想像してみました。

■「日銀総裁問題」民主党の主張とは?(←私の勝手な想像)

以下勝手に想像して書きます。

『民主党のスローガンは「国民の生活が一番!」。
民主党は一貫して、大企業や銀行などを優遇する政策に反対してきました。
例えば、バブル後の景気低迷に対する政府の失策で国民は資産を数兆円失いました。
さらに超低金利政策を取って大企業や銀行を救済しましたが、その代わりに国民は
利子所得を約300兆円も失いました。
バブルを招いたのも、その処理に時間がかかって国民が資産を減らしたのも、
低金利で国民の利子所得が奪われたのも、それもこれもみーんな金融政策の失敗です。
そして、そのツケを払ってきたのは常に国民なのです! (←強引ですね~。
あくまで民主党ならこう言うかなという勝手な想像です。)

この反省(?)やグローバルスタンダードの観点から、
「大蔵省が金融行政をやるのは適切ではない。財政と金融は分けよう。」となって、
2001年に大蔵省は解体。財務省と金融庁が出来ました。

にも関わらず!
政府は、財政のトップである元大蔵事務次官の武藤氏を日銀総裁にするという。
武藤氏は国債も買い支えていくという。

ウラを読むとすると、
経済成長で財政再建を果たそうとする政府・自民党にしてみれば、景気がまだ安定
していない中での金利の上昇は、企業が弱るので困る。
国の財政は借金が800兆円もあるので、金利の上昇や国債の暴落は国の財政を
破綻させる。
だから、金融政策も「ひとつ財政に配慮してよろしく!」とできればコントロールしたい。

福井総裁がゼロ金利解除をした時も自民党はやいやい横やりを入れましたよね。
このときも財金分離の観点から、政府の金融政策への介入は不当だと福井総裁は
突っぱねていました。
こんなことからも、できれば意のままに動いてくれる総裁がいいな、
少なくとも財政のことをよく考えてくれる総裁がいいな、
と政府は武藤氏を出してきたのだ!
そ、そ、それは許しませんぞ!』
(←あくまで民主党の主張を勝手に想像しています)

武藤氏が自民党の意のままの人物かと言うと、そんなこともないとは思いますが・・・、
それはさておいて、確かに国の財政次第で金融政策が変わっていたら日本は世界の
市場から見放されます。円の国際的信用も失われます。
国益を考えると財政と金融は分けるべきであり、政府の意のままに動き、財政のことが
第一優先のような人を中央銀行総裁にはできん!という主張。
これは、まったくもって正論ですね。

■民主党!大丈夫か!?

実体として日銀は財務省に利用されるほど弱い立場ではないし、国債の買いオペは
決して財政を支えるためにやっているわけではありません。
ですから上記の主張にはかなり無理はあります。

しかし、そういう強引な主張であっても純粋に国民のことを考えた主張ならば、
正々堂々と展開すれば良い。
そうすれば、少なくとも世論が分かれてもおかしくない。

でも、なぜここまで一方的に叩かれるのでしょうか?

私は民主党の説明能力が欠如しているとしか思えません。
自民党の「民主党は無理なことをゴネてばかり」というプロパガンダの方が勝っている
ということでしょう。

例え、政権交代のために政治的混乱を起こすことが狙いだとしても(←こっちが本論
でしょうけど)、そうは見えないように正論をぶつけていくことが、しがらみにまみれて
本音と建前を使い分けないといけない自民党に対抗するのに一番効果的だと思うの
ですが・・・。

大丈夫ですか!民主党さん!
こんなことでは政権取れませんよ!と言いたいですね。

今回は少々路線の違う話になりました。
次回は「貯蓄」について考えてみたいと思います。
お楽しみに!

【編集後記】 「春ですね」

日差しが少しずつやさしくなって、春めいてきましたね。
何やら新しいことが始まるようでワクワクする季節がやってきました。
・・・と同時に、花粉が飛んでグシュグシュする季節もやってきました。
花粉症の皆様、もうしばらく耐えてこの季節が過ぎ去るのを待ちましょうね。