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ハッピーリッチコラム バックナンバー

第31号 『勝手に展望!波乱の幕開け、2008年はどうなる?』
2008/01/08

私的年金をつくろう 『ハッピーリッチ・アカデミー』 第31号

あけましておめでとうございます!
明るく前向きに自分の財産を築いていこうと頑張るみなさんに、ハッピーな人生を
送るための情報を提供する「ハッピーリッチ・アカデミー」管理人の川瀬です。

2008年の年明け第1回は、今年2008年を勝手に、完全な主観で、展望してみたいと
思います。

『勝手に展望!波乱の幕開け、2008年はどうなる?』

「今年は大変な仕事始めだった。。。」という方は少なくなかったのでは
ないでしょうか。

3日にニューヨーク商業取引所で原油先物がついに1バレル=100ドルを突破、
株式市場も大幅下落しました。その余波を受けて翌4日の東京株式市場も
年明け初日から600円を越す下げを記録し、同時に1ドル=108円まで円高
(ドル安)も進みました。

「原油高、株安、円高」という新年のお屠蘇気分を一気に吹き飛ばす
トリプル連鎖の恐ろしい幕開けとなりましたね。

■家計への影響は?「良いインフレ」と「悪いインフレ」

これは私たちの家計にとってもかなりタチの悪い話です。
エネルギーのほとんどを石油に依存している私たちは、原油価格が高騰すると
「衣・食・住」のすべての価格が上がります。「インフレ」ですね。

モノの値段が上がること(貨幣価値が下がること)を「インフレーション」と
いいますが、インフレにも「良いインフレ」と「悪いインフレ」があります。

景気が良くて、需要が供給を上回るとモノの値段は上がっていきますが、
値段が上がっても、それで企業が儲かって、働いている人の給料も上がって、
消費が増えた結果ならこれは「良いインフレ」。(←少々乱暴に言ってます)

一方、今回の原油高はモノの値段は上がっても景気は悪くなる一方なのでは
ないか、という「不況の中でのインフレ」が懸念されています。これが
「悪いインフレ」、いわゆる「スタグフレーション」です。
「スタグフレーション」の状況では、景気が悪くて消費者の購買力が上がって
いないから、モノの値段が上がっても、どの業者も販売価格に転嫁できず
企業の業績は厳しくなる。
これ株安の原因になりますよね。
そこに円高が加わると、日本の基幹産業である自動車産業やエレクトロニクス
産業、建機や造船、重工業界などは輸出で儲けていますからさらに株安が加速
します。
それで、また景気が悪くなる。

まさに悪循環ですね。

■「悪循環」が長引く2つの理由とは?

では、いつこの悪循環から抜け出せるのでしょうか?

年末年始の休み中に金融機関に勤める友人などといろいろ話した結果、勝手な予想
ですが、「この状況は結構長く続くのではないか!?」という結論になりました。

理由は2つ。
1つは、今回の原油高騰が実需に基づいたものではなくて、思惑というかマネー
ゲームというか、投機に近いものだということ。
実需でいうと、実は今は供給の方が需要より上回っている状態だ、という話も
あります。
原油高騰は、昨年来のアメリカの「サブプライム問題」でお金が債券・株式市場
から原油や金などの市場に流れたことも一因です。
昨年12月にアメリカに行ったときに現地の金融機関の人たちにヒアリングしま
したが、「サブプライム問題」は問題の根が深くて泥沼化しつつあり、解決まで
には相当の時間とお金がかかるようです。
サブプライム問題を収束に向かわすためにはアメリカは金利を下げるしかありま
せん。金利を下げるとお金はますます逃げていく。
ここでも悪循環!!!

もうひとつは中東情勢の緊迫化に対する危機感が相当に高まっていることでは
ないか、と。
これは話しが変な方向に行くので詳細は割愛しますが、イランやイラク、パレス
チナ、レバノン、シリア、さらにナイジェリアやパキスタンなど周辺国の政情不安。
そしてそれを取り巻くテロリスト…。(←実は私こういうのも興味がありまして…)
遠い海の向こうの出来事と思わずに、私たちの家計に直結する問題としてこれらの
国々の動きを注目しておいたほうがいいですね。

どっちも根が深い問題ですから長引くかも知れないな、と思うわけです。

利上げに熱心だった日銀も景気動向があまり芳しくないし、アメリカが下げ基調
ですので利上げに慎重になっています。おそらく今年、金利はあまり上がらない
でしょう。
消費税増税論議などもどこかに吹き飛ぶでしょうね。
日本の財政再建上は好ましくありませんが、選挙もあるでしょうしね…。

私が関わっている住宅・不動産業界についていえば、建材価格は上昇しても
価格には転嫁できない上に、金利・消費税上昇前の駆け込み需要すらない。
にもかかわらず、偽装、不祥事のお陰でコンプライアンスはどんどん厳しくなる。
まさに総合的な経営力が問われる厳しい状況が予想されますね。

新年早々、暗い話になってしまいましたが、健全なる危機感を持って性根を据えて
この厳しい局面を乗り切って行きたいものです。

それでは今年もよろしくお願いいたします。次回をお楽しみに!

【編集後記】

明けましておめでとうございます!
皆さんは年末年始どう過ごされましたか?
私は家族と愛知の実家で過ごしました。
いつもはさーっと読む新聞をじっくり読んだり、読みたかった本を読んだりして、
今日のメルマガで書いたように「これから世界はどうなるのか!日本はどうなる
のか!」というようなことを考えていました。
そして私は何をすべきなのか!?と。

そんなことをおせちとお酒をいただきながら友人と語ったり、寝ながら考えたり
しているうちに体重が2kg増えました。
はた目には「まったく危機感が感じられない」と言われております。
今年も頑張りますので宜しくお願いします!