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ハッピーリッチコラム バックナンバー

第11号 『将来不安 – その1』
    ~「老後が心配ですか」と聞かれれば・・・ ~
2007/04/03

私的年金をつくろう 『ハッピーリッチ・アカデミー』 第11号

こんにちは!
明るく前向きに自分の財産を築いていこうと頑張るみなさんに、ハッピーな
人生を送るための情報を提供する「ハッピーリッチ・アカデミー」管理人の
川瀬です。

今回は「将来不安 ‐ その1」です。

『将来不安 – その1』
〜老後が心配ですか」と聞かれれば・・・〜

金融広報中央委員会「家計の金融資産に関する世論調査(H18)」を見ると、
老後の生活に対する意識の状況がよくわかります。

Q「老後の生活が心配ですか」

この質問に対する答えはこんな感じです。

「非常に心配している」・・・39.1%
「多少心配である」・・・44.4%

全世代平均であわせて「83.5%」の人が老後の生活を心配しています。

まぁ、誰しも先々のことは多かれ少なかれ心配なことはあるでしょうから
「心配ですか!?」と聞かれればこういう結果になるでしょう。
この結果はある意味予想通りです。

それで、
「老後は不安な理由」を60歳未満の世代の人たちに聞くと、(複数回答可)
(1)十分な貯蓄がないから・・・74.9%
(2)年金や保険が十分ではないから・・・71.9%
(3)現在既にゆとりがなく、老後に備えて貯蓄などをしていないから・・・45.9%
などです。

ポイントは、「すべて資金的な理由である」というところでしょうか。

その心配の根本になっているだろうな、と思うのが
「年金の問題」ですね。

Q「年金に対する考え方は?」
この質問に対して、
「日常生活費程度もまかなうのが難しい」と
「日常生活費程度はまかなえるがゆとりはない」をあわせた数、
つまり「年金だけではゆとりがない」と考えている人は
・60歳以上で、90.8%
・60歳未満で、96.3%

これはもう国民のほとんどが
「年金だけでは、ぎりぎりの生活しかできない・・・」
と考えているということですね。(つらい社会だ・・・)

Q「年金だけではゆとりがない」と考えている理由として、
60歳以下でダントツの1位なのは、

「年金が支給される金額が切り下げられるとみているから」・・・74.3%

年金給付水準が既に引き下げられていること、
そして現在の公的年金財政の状況や少子高齢化の進展を考えれば、
将来的にさらなる社会保障給付水準の引き下げがあるだろうとみている人が
多いのですね。

■将来不安に対する備えは?

実際、「金融資産の保有状況」(平均)を世代別に見ると、
・・・結構切実です。
70歳代 2,026万円
60歳代 1,884万円
50歳代 1,020万円
40歳代 148万円
30歳代 △212万円

(「貯蓄?負債」の純金融資産)
(総務省H16全国消費実態調査より)

今の50代以上の世帯は40代以下に比べ既に相当の資産を保有しています。
さらにこれから退職を迎える団塊世代の皆さんはこの後平均2,000万円程度の
退職金を手にすると言われていますね。

将来の公的年金に対する不安感が非常に強いために、
「不安ですか」と聞かれると「そりゃ不安ですよ」と答えるのは人の心理ですが、
実際のところは、今の60歳を境にして資金的なゆとり度には大きな差がありそうです。

同じ不安な状態でも
60歳以上の世代は、「ある程度お金を持った状態」で
「これだけでは長い老後生活で不足してしまうかもな」という不安。

60歳以下の世代は、「本当にお金がない状態」で
「今でもゆとりがないのに、老後はどうなるねん」という
切実な不安なんでしょうね。
不安のレベルがずいぶん違うように思います。

では「その不安に対して、どう対処しているのか?」ということが大事なのですが、
ここでも年代別に違いが見られました。

次回、そのあたりまで踏み込んでみてみたいと思います。

【編集後記】

日本の世帯平均金融資産額は1,073万円だそうです。
自分のフトコロと比較して、「ほんまかいな!?」と思う方も多いのでは
ないでしょうか。

これは「平均値」なので、ごく一部の金融資産を数億円以上も持っている
ような人たちによって大きく引き上げられているのですね。
実際世帯の7割以上が平均以下の保有額しかないそうです。

違う指標で「中央値」というのがあります。
これは順番にならべてちょうど真ん中の金融資産保有額のことです。
これですと420万円だそうです。
これならちょっとわかりますね。より実感に近くなります。

私がその中央値の右側なのか左側なのかは・・・
ナイショにしておきます。