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ハッピーリッチコラム バックナンバー

第10号 『給料』 ~生産性を上げないかぎり給料は上がらない~
2007/03/20

私的年金をつくろう 『ハッピーリッチ・アカデミー』 第10号

こんにちは!
明るく前向きに自分の財産を築いていこうと頑張るみなさんに、
ハッピーな人生を送るための情報を提供する「ハッピーリッチ・アカデミー」
管理人の川瀬です。

今回は「給料」です。
今回は少しグローバルな観点から見てみたいと思います。(頑張るゾ!)

『給料』
〜生産性を上げないかぎり給料は上がらない〜

昨日(3/19)の日経新聞一面の記事は、企業利益の株主配分についてでした。

「上場企業 株主配分、最高の13兆円」

企業収益が回復・拡大する中、余剰資金を内部に貯め込まずに株主へ配分する
動きが目立っているとのこと。
自社株買いも増えているようで、
要は株価を高め買収リスクに備えたい意向もあるようです。

確かに会社が強くなるのは大事ですが・・・・

「従業員への還元はどうなのか!」
「給料も上げてくれ!」
という声も聞こえてきそうですね(涙)。

以前このメルマガでこう書きました。(vol.5 1月9日分

(抜粋)
・今45歳未満(昭和36年生まれ以降)で
・子供が2人以上いて
・平均的な生活をして(毎月の生活費25万円程度)
・平均手取り年収が550万円程度(額面年収で700万円程度)以下
という条件の人の
およそ「80%の人の家計が将来(60歳前後で)破綻してしまう!」と・・・。

その原因は大きく3点。

(1) 年収が上がらない・・・終身雇用・年功序列制度が崩壊していて、
年収が上がり続けるという試算がしにくい。また退職金も計算しにくい。
(2) 生活コストが上がっている・・・普段の生活が昔に比べて高コストに
なっている。
(3) 年金収入が少ない・・・昭和36年以降生まれの男性は、原則65歳まで年金が
出ない。また年金額も少ないものになっており、年金だけで生活が賄えず、
老後は赤字の生活が続く。

子供が大きくなるにつれ、生活コストがずっと上昇していって、
そのピークは子供が大学に行く頃です。
その時、世帯主はおおよそ50代前後ですが、
その50代のころの収入計画が楽観的に組めない現実があるのですね。

年次を重ねていれば半自動的に年収が上がっていくことはなくなりました。
皆さん多かれ少なかれ「今が収入のピークかも・・・」という不安を持っています。

「企業収益が上がっているならもっと給料を上げて欲しい!」
という気持ちになるものわかりますね。

■労働分配率は低いのか?労働生産性で見てみると・・・

少し前になりますが、
日経新聞の「成長を考えるキーワード~労働分配率~」という記事にこうありました。
(以下抜粋・要約)

「日本の労働分配率は98~99年に70%を超えた。
その後は低下傾向をたどり、昨今企業収益が拡大しているにも関わらず上昇トレンド
には入っていない。個人に分配の果実が及んでいないと言われるゆえんだ。
(中略)
しかし、国際比較では日本の労働分配率は必ずしも低くない。
06年の日本は53.6%で欧米諸国のアメリカ(49.4%)、ドイツ(49.4%)、フランス(42.4%)を上回る。」

労働分配率とは【労働分配率=人件費÷付加価値】です。
つまり、企業が儲けた分で給与などの人件費に回った割合のこと。

この記事では、
国際的に見ると日本の労働分配率は高い。
つまり企業収益から見て日本人は既に十分給料をもらっている??

昔が「労働分配率70%」だったということは、
今までがもらいすぎだった??

ということらしいです。

何か詭弁のような感じもしますが、
事実、そのようです。

「労働生産性」という観点で見るとよくわかります。
労働生産性とは
【労働生産性=付加価値÷就業者数】で
簡単にいうと「一人当たりの儲け」です。

日本の労働生産性は低くて
アメリカの70%程度らしいのです。(労働白書より)

ですので、労働生産性が低いということは、
『日本人はアメリカ人に比べて一人当たりの「付加価値額」つまり「稼ぎ」が
少ない!』ということです。

産業分野ごとに全然違うのですが、
工業分野はまずまずですが、
特にサービス業、農業、不動産業、建設業などで日本は低いようです。
(←内需分野や規制分野ですね。なんかわかる気がします。)

必ずしも国際比較が正しくて有効だとは思いませんが、
今以上に生産性を向上させないと給与水準が絶対に上がらないのは当たり前ですね。

高齢化社会になり就業者人口が減っていく中、収益を拡大させて給料を上げていく
にはもっと生産性を上げて稼がないといけないようです。

【編集後記】

日本のサービス業が労働生産性が低いのはわかる気がしますね。
外国に行くと、一流レストランやホテルのサービスはすごい!のですが、
少しランクを下げるとそのサービスたるや・・・(無言)
でもそれなりの金額だからしょうがないかと納得したりします。

でも日本ではどんなクラスのところでも外国の一流クラスなみのサービスを
提供していますし、目指していますよね。
日本人はサービスの品質にうるさいですからね。
実際、私も安い居酒屋で「サービス悪いな!」とか言ったりしています。
「サービスは良くて当たり前!しかもサービスはタダ!」
というのが日本人ですから。

給料が上がらないときはハッピーリッチ・アカデミーで今からしっかり考えましょう。