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ハッピーリッチコラム バックナンバー

第3号 『年金制度は破綻しないのか』
    ~国の考え方はどうなっている?~
2006/12/12

私的年金をつくろう 『ハッピーリッチ・アカデミー』 第3号

こんにちは!

明るく前向きに自分の財産を築いていこうと頑張るみなさんに、ハッピーな
人生を送るための情報を提供する「ハッピーリッチ・アカデミー」
管理人の川瀬です。

今回も前回に続き「今の年金制度の問題」について考えます。

『年金制度は破綻しないのか』
〜国の考え方はどうなっている?〜

20年後の2025年には2人の現役世代が1人の高齢者を支えることになるそうです。
年金制度を支える若い人が減ってきて、もらう人ばかり増えたら年金制度が破綻すると思いますよね。

でも政府は、「心配しなくても年金制度は破綻しません!年金は必ずもらえます!」
と言っています。安倍首相もそう言っています。

どういう理屈なんでしょうか?安心していていいのでしょうか?

かのベストセラー「美しい国へ」で安倍晋三首相自らが、年金制度についてわかりやすくこう書いておられます。

「年金は必ずもらえるし、破綻しないように組み立てられている。もし破綻することがあるとすれば、それは保険料収入がないのに、年金給付をつづけていったときだ。いいかえるといまのままの保険料水準をつづけていけば、これからはもらう人が増えるのだから、将来はどこかで払えなくなってしまう。破綻するというのはこのことだ。だからそうならないように保険料をどれくらい上げて、給付水準をどのくらい下げたらよいのか、という議論をしているのである。」 (原文引用)

うむ。上手い言い回しですが、簡単にいうと

「確かにこのままでは破綻するので、現役世代からの年金保険料支払い額をもっと上げて、お年寄り世代への年金給付額を引き下げて行きます。年金制度が破綻しない程度まで。」

ということですね。

これはわかりやすい!
つまり「年金はもらえます。でも金額は相当低いと思いますよ。」ということですね。

安倍首相はこのように続けています。

「たとえば国民年金の場合は、月額にして66,000円程度の給付だから、生活費にあてようとすると、たしかにささやかな金額である。そこで成り立っている合意は、最低限、生活に困らないための額である。政府が保障する『最低限の生活』はそこまでで、それにあと何をプラスするかは個人の選択にまかされている。(中略)民間の保険会社の保険や他の金融商品で老後の備えをする人もいるだろう。」 (原文引用)

これは、国が年金で保障するのはあくまでも「最低限の生活」だけですよ、という意味です。

今の自営業の方が老後にもらえる国民年金は月66,000円だけですが、
これだけでは本当に最低限の生活しか出来ないので、あとは「個人でなんとかしてください」ということなのです。

これは安倍首相個人の考え方ではなくて、国の合意された統一見解です。
2004年の年金制度改革でこのようになりました。

もうお分かりだと思いますが、年金財源はもう余裕がないのです。
自分の子供たちの世代に負担を押し付けるにも限界がありますよね。

やはり(国も言っているように)自分の老後の生活は自分で何とかしないといけないのです。
このことにいち早く気が付いて、若いうちから貯蓄や投資運用など財産形成に取り組んでいる人が増えているから「私的年金が熱い」のです。

年金問題については次回もやります。

(参考文献:「美しい国へ」安倍晋三:文春新書)